ムラムラ村正の部屋

おっさんが模型を作ったりフィギュア眺めてはぁはぁいう場所です。

ガレージキットの作り方(購入編)

どうも、村正です。

ガレキを塗り始めてそれなりの月日が経ちました。

ここいらで一旦今までの自分の蓄積した経験をアウトプットして、自分の知識の整理をしたいと思います。「これからガレキを初めたい!」、そんな方にも参考になるような記事にもなれれば良いかなと。

一応キットの購入から完成させるまでの一連の流れを複数回に分けて記事を書こうと考えておりますので、ゆるーくお付き合い頂ければ幸いです。今の所、下記のトピックスの予定です。

・購入、パーツチェック・軸打ち・表面処理(気泡埋め、湯口&パーティングラインの処理)・離型剤の落とし方・持ち手の自作・ドボンのやり方・塗装(プライマー、シャドウの吹き方)・サフレス塗装・つや消し・アイペ以外の面相について

という事で今回は購入編です。

 

ガレージキットはどこで買えるの?

ガレージキットの販売は大半が個人によるもので、プラモデルのように一般流通しておりません。なのでガレージキットを始めたみたいと思ってもまず入手するところから頑張らなければなりません。

ガレージキットを購入で1番に思いつくのはイベントでの入手でしょう。オリジナルを除く、二次創作の立体物は版権というものがあり、版元の許可なく販売が出来ません。イベントでは販売当日に限り版元から許諾される当日版権というものが降り、販売が許されるわけです。今現在開催される主なイベントとしてはワンダーフェスティバル、トレジャーフェスタ、ホビーラウンド、GWCオリオン辺りでしょう。YATUKIさんが定期的にガレキイベントの発信も行ってくれてるので、気になる方はそちらをご参照いただいてもよろしいかと思います。

イベント以外の販売だとBOOTHを始めとする通販でも入手が可能です。オリジナルキットはもちろん、yosterは二次創作ガイドラインに則れば個人通販が可能、エヴァのグランドワークスやニトロプラスについてはアマチュア版権申請の受付を行なっておりますので、新たなガレージキットの販路として注目を浴びております。

また個人ではなく企業さんからガレージキットを出しているところもあります。ボークスさんはキャラグミンというシリーズでカラーレジンキットを販売しておりますし、エルドラモデルさんはboothとあみあみで取り扱いをしております。キューズQさんはPVCフィギュアのレジン版なども販売してます。

上記の手段以外にヤフーオークションといった中古での入手も可能ですが、初心者にはお勧めできませんヤフーオークションで販売されてるガレージキットの大半は転売品や海賊版です。転売は流通の妨げになりますし、海賊版はもってのほかです。その見極めが初心者には難しいと思いますので、なるべく避けた方が良いでしょう。

 

買ったらパーツチェックは必須!

ガレージキットの作り方は自由なのですが、どんなキットであろうと購入後すぐに必ずやらなければならない事があります。それはパーツチェックです。

パーツチェックとは購入したキットに必要なパーツが揃っているか確認する行為です。大半のガレージキットは個人による販売なので、手作業で箱詰めすることがほぼです。さらにイベント前の原型師さんは極限状態なのでうっかり入れ忘れた、なんて事は普通に発生します。パーツに不備があれば原型師さんに連絡して発送してもらうわけですが、連絡が遅くなると予備のパーツがなかったり、原型やシリコン型が破損してもう複製できないなんて事態にもなります。そうならないようにすぐ作らないとしてもパーツチェックだけは必ずしましょう。

 

大半のガレージキットパーツ一覧の説明書が入ってますので、そこにチェックを入れながら確認するのがお勧めです。中には手が2本入ってるから安心したと思ったら両方右手だったなんてこともありますので、説明書とちゃんと同じ形をしているかよく見るようにしましょう。

はえっちなキットを買ったらおっぱいがなかったなんて事がありました。

 

次回は軸打ちの記事の予定です。