どうも、村正です。
凍結が解除されませぇん!!
それはさておき、ガレージキットの展示イベントが増えましたね。
展示イベントはモデラー同士の交流や、自作品をいろんな人に見てもらえるのでとても楽しいですよね。
ここでモデラーの頭を悩ませるのが照明問題かと思いますので、以前私が自作した照明の作り方をご紹介したいと思います。
こちらの写真は部屋の明かりを消して自作照明を使ってスマホで撮った写真です。
しっかりと光量も確保できており、ちゃんと展示品を照らせているのがお分かりいただけるかと思います。
展示の照明の条件
まず照明を自作するにあたって、WFとかでよくフィギュアの撮影をするカメラマンの知人に「撮影しやすい照明はどんなものだったか?」と相談をしてみました。
・真上からの照明は顔に影が出来て撮りにくい、下からの照明は影が変になる、斜め前からの照明が撮りやすかった。
・斜め横からの照明も比較的撮りやすかったが、照明が邪魔でアングルによっては照明が邪魔になった。
・背景(背板)があると他のものが映り込まなくて良いが、プラ段とかの素材だと照明やフラッシュが反射して撮りにくいので、布など被せるとなお良い。
・LEDテープ剥き出しの照明だと影が強くでるので、ディフューザーがあると良い。
・照明の種類によっては隣の卓の人がまぶしくて迷惑になるので、対策が必要。
この意見を受けてまずは斜め前からの照明を検討したのですが、上から照らすには枠組みをまず作らなければならず荷物が大掛かりになること、そして展示会で組み立てに時間を取られるという観点から断念しました。
そこで斜め横から照らす方式で照明を作ることにしました。
村正式照明の作り方
以上の要点をふまえて作ったのがこちらの照明です。
コーナーフレームを使用しているので照らす範囲も制限でき、隣の卓に余計な光が漏れないようにしてあります。
乳白色のカバーをつけてますので、光が柔らかく回り込み影がキツく出ないようになっております。
電動工具が無かったので金属用のノコギリで切りましたが、アルミなので簡単に切れました。
クリップで机や展示台を挟み込むだけで使用できるので設置も簡単、位置やアングル、高さも自由に変更できます。
クリップはカメラに使われてるカメラねじでしたので、金具にエポキシ接着剤で1/4インチのナットを接着してます。
ここは強度が不安なのでもうちょっと工夫が必要かなと思ってます。
その金具にアルミバーに付属のホルダーをボルトで固定してつけ外しできるようにしてあります。
また調光コントローラーもつけてますので、光量の調節も可能となってます。
今回はコンセント使用を前提なので、光量が多い高演色LEDを選択しました。
25cmのバーライトを4本使用するために12V3AのACアダプターを使用。
コンセントが確保できない場合は消費電力が低いLEDテープと昇圧器、モバイルバッテリーを組み合わせれば良いかと思います。
材料費としては4本作って1万円ぐらいでした。
ガレキが作れる人なら簡単にできる程度の工作です。
普通に照明として使い勝手もいいので家の撮影や作業でもっと明かりが欲しい時に使ってます。
ご参考になれば幸いです。
ではでは〜